資産家から学んだ「お金」よりも大切な「時間」のこと
テーマ : 自分デザイン 1.時間管理
「時は金なり」の本当の恐ろしさを知っていますか?
「時は金なり(Time is Money)」
誰もが知っている、あまりにも有名な言葉です。しかし、日々仕事に向き合っていると、単なる教訓やことわざを超えて、この言葉の「本当の恐ろしさ」を肌で感じる瞬間があります。
私は仕事柄、「資産家」と呼ばれる方々とお仕事をご一緒する機会が多くあります。一言で資産家といっても、そのタイプは本当に様々です。
自分の確固たる「軸」を持っていて、こちらが驚くようなスピードで即座に決断される方もいれば、あらゆるリスクを想定し、石橋を叩いて叩いて、それでも渡らないような慎重な方もいらっしゃいます。
これは生まれ持った性格や経営スタイルの違いでもありますから、どちらが良い悪いという話ではありません。
ただ、私が現在進行形でやり取りをしている「ある案件」を通じて、「決断しないことのコスト」について、深く考えさせられる出来事がありました。
月200万円の収益を逃し続ける「先延ばし」の罠
その案件は、仕組みがスタートさえすれば、月に約200万円の収益が見込めるという非常にポテンシャルの高いものです。年間で計算すれば2,400万円。決して小さくない、むしろ十分すぎるほどの金額です。
しかし、その資産家の方は、条件が全て揃っているにもかかわらず、なかなか「やる」という最後の決断を下しません。当然ですが、資金的な問題があって身動きが取れないわけではありません。
では、何がその方の足かせになっているのでしょうか?
それは、「周囲の意見」と「経験の有無」です。
その方の周りには、同じような環境にいる資産家の仲間が多くいらっしゃいます。そのため、新しい案件について相談するたびに、「それはやめたほうがいい」「見えないリスクがあるんじゃないか」「もっと慎重に考えた方がいい」と、実に様々な意見が入ってくるようです。
結果として、あらゆる情報や他人の意見を聞きすぎて「情報過多」に陥り、完全に身動きが取れなくなってしまっているのです。
そして、打ち合わせのたびに口癖のようにおっしゃるのが、「やったことがないから、やっぱり不安」という言葉なのです。
現金は惜しいのに、「時間の損失」には無頓着な私たち
誤解していただきたくないのですが、私はその方を批判したいわけではありません。未知のものに対して恐怖を抱くのは、人間として当然の心理です。
ただ、冷酷な事実として、「迷っている時間」そのものにも、莫大なコストが発生しているということなのです。
もし決断を1ヶ月先延ばしにすれば、本来その月に得られたはずの「200万円」はゼロです。もし「どうしようか」と半年悩めば、1,200万円の損失です。
これがもし、「自分の財布から現金200万円を落としてしまった」という状況なら、誰でも顔色を変えて必死に探し回るはずです。
それなのに、なぜか私たちは「決断を先送りにしたことによる見えない損失」に対しては、ひどく無頓着になってしまうのです。
あなたのその「迷い」には、いくらのコストがかかっていますか?
「やったことがない」というのは、紛れもない事実です。
しかし、それを「やらない理由」「先送りする理由」にした瞬間、未来へ広がるはずだった可能性だけでなく、現在自分が持っている「時間」という最も価値ある資産すらも、ドブに捨てていることになってしまいます。
「決断しない」ということは、実は「何もしないという行動を選んでいる」のと同じなのです。
もし、あなたが今、
「やったことがないから怖い」
「誰かに反対されたから不安だ」
という理由で、何ヶ月も悩み続けていることがあるなら、一度、立ち止まって冷静に計算してみてください。
「私のその悩みには、一体いくらのコストがかかっていますか?」
時は金なり。
決断することこそが、目に見えない「時間」を、確かな「価値」へと変える唯一の方法なのかもしれません。
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