やってみないと分からないことをやるのは時間のムダなのか?
社長の口ぐせ
今の会社に勤めて15年になります。社内で何か新しい案件を検討している時に、社長がいつも言う、口ぐせがあります。
「やってみないと分からないでしょ!」
入社した当初は、この言葉にとても違和感を感じていました。
「やってみないと分からないことをやるのは時間のムダではないか?ある程度先を見越せたことをやったほうが効率が良いのではないか?」
自分の領域を増やすためには未知の領域に挑戦すること
でも、最近になって、考え方が変わってきました。「やってみないと分からないことは、今まで自分がやっていないこと。それに挑戦することは、自分の領域を広げることにつながる!」
ある案件について、先が見通せるということは、自分が経験していることになります。
自分が経験したことを改めてやることに、大きな成長はありません。今までの経験を基に、順を踏んでいけば、ある程度の結果を出すことができるからです。
しかし、やってみないと分からないことは、今まで経験がないことです。
今までやったことがないのですから、
・新たにやり方を学ぶ必要があります
・色々と試行錯誤することになリます
・不安になることもあります
・失敗するかもしれません
でも、それを乗り越えた先に、自分の成長があるのですね。
未知の領域に踏み込んでいく。
失敗するリスクもありますが、自分が想像していた以上の良い結果が得られるかもしれません。
色々と経験しながら、自分ができる領域を増やしていくことが大切だと感じています。