日付自動入力リフィル制作への思い

日付自動入力リフィル公開の1年前からテストを繰り返していました



私は手帳リフィル工房を通じて、Excelで自作リフィルを作り続けてきました。そのため、自作リフィルに向き合っている時間は、他の誰よりも多いと思います。

それだけに、日付の自動入力化は、私の悲願でもありました。

日付が自動で入力できるようになれば、面倒な日付の手入力から開放されるからです。

実は、日付自動入力版のリフィルをリリースする1年前から、テスト用として自分で使っていました。

Excelの書籍を購入して、プログラムの勉強をして、日付を自動で入力させるプログラムを作りました。

日付を自動で入力させるためのプログラムを動かした時の喜びは今も忘れていません。

「これで、自作リフィルを使い続けられる」

すぐに手帳リフィル工房でリリースすることも考えましたが、「誰でも簡単に、自分のライフスタイルに合ったリフィルが作れるように。」が目的でもあるので、「どういう仕組みにすれば、誰でも簡単にリフィルが作れるようになるのか?」を考え続けました。

パソコンを使うスキルは人それぞれで、「スキルが高い人は使えて、得意でない人は使えない」では意味がありません。




試行錯誤を繰り返し、マンスリーとウィークリーは、リフィルが収録されているExcelファイルを立ち上げて、リフィル作成ボタンを押すだけ。

デイリーは、制作したい月と左右どちらのページから生成したいかを選択して、リフィル作成ボタンを押せば、日付入りのリフィルを作れるような仕組みを作ることができました。

「この方法ならば、誰でも簡単にリフィルを作れるようになる!」

日付を自動で入力できる便利さを感じて欲しい

Excelで自作リフィルを作ることは、メリット・デメリットがあります。メリットとしては、自分の好きなデザインで手帳リフィルが作れることです。

一方、デメリットは、日付や六曜(大安とか先勝など)等の入力作業です。

自分で手帳リフィルをデザインすることはとてもクリエイティブな作業ですが、日付等の入力は単純作業です。

自作リフィルを作り始めた当初は、作ること自体が楽しいので、それほど問題に感じませんが、何ヶ月、何年と作り続けていくと、必ず、単純作業が面倒になってきます。

その単純作業が、日付自動入力のリフィルを使えば、たった数秒で完了です。今までやっていた作業が、数時間単位で効率化されます。

限られた時間を何に使うかで、将来の成長度合いが決まる



毎日忙しく、仕事や家事をやっていると、自分のために使える時間は少ないと思います。

その大切な時間を単純作業に使ってはならないと思います。いくら単純作業を続けても、自分のスキルは上がりません。

限られた時間を、自分が成長するために使う。大切な家族と楽しく過ごすために使う。このように、有効的に使うべきと思います。

例えば、今まで日付の手入力に2時間費やしていたのが、自由に使えるとしたら、あなたは何に使いますか?

読みたかった本が読めます
映画が観れます
家族と一緒に過ごすことができます
部屋の掃除ができます

たった2時間かもしれませんが、それが積み重なれば、大きなものになります。

1ヶ月、2ヶ月では自己の成長にはつながらないかもしれませんが、1年、2年、3年・・・だったらどうでしょうか?

「何に時間を使って、何に時間を使わないのか?」

これを常に意識することが大切だと思います。