1日の行動は15分単位で記録する


テーマ : 自己管理講座  1.時間管理  キーワード :

この記事のポイント

1日の行動は15分単位で記録していきます。細かく正確に記録していくことで、改善点が明確になり、15分という短い時間の改善が大きな変化を生み出します。また、15分を意識することで、限られた時間を大切にしようとする意識が芽生えて、毎日を有意義に過ごせるようになります。


なぜ15分単位の記録が良いのか?


「毎日が忙しい」「時間がない」「もっと効率よく過ごしたい」と感じる人は多いと思います。しかし、自分の1日の行動を記録してみると、意外にも無駄に過ごしている時間が多いことに気がつくと思います。

1日の行動を記録する際は15分単位を推奨していますが、なぜ15分単位にした方が良いのかと言うと、この15分という短い時間でも、積み重なると大きな差を生むと考えているからです。

例えば、朝の身支度や通勤、休憩、食事、スマホを見たり、私たちは細かい行動の積み重ねで多くの時間を費やしています。

この15分という単位が、短すぎず長すぎず、行動を記録するのにちょうど良い時間なのです。

正確に記録をすることで対策が明確になる


自分の行動を記録する際は、できるだけ正確に記録をしていきます。仕事の合間にスマホをチェックした時間や、何をすることもなくボーっと過ごしてしまった時間など、細かい部分も記録していきます。

この記録により、自分が意識していなかった時間の使い方や、無駄の過ごしている時間を可視化することができます。この時間を見つけ出すことが、1日の行動を記録する一番の目的でもあります。

例えば、1日でSNSを見ている時間が1時間以上であることが分かったら、この時間を読書や運動など、有意義な時間に充てることもできます。

これは私の例なのですが、何日も記録してみると、ある特定の時間帯にダラダラした時間を過ごしていることが分かりました。振り返ってみると、体が疲れて集中力が落ちていたのです。

そのため、疲れる前に休憩を入れることで、体の疲れが取れて、集中力を回復することができて、その時間を有意義に過ごせるようになりました。

15分を意識すると時間を大切にするようになる


15分という時間は、意識していないとアッと言う間に過ぎてしまう短い時間です。しかし、15分単位で記録を続けて行くと、この短時間である15分を大切に使おうという意識が芽生えてきます。

15分という時間でも、仕事のメールチェックや、ちょっとしたタスクなどに活用することができます。これによって、全体的な時間の使い方がより効率的になり、無駄な時間を削減することで、1日を有意義に過ごすことができるようになります。

1日を振り返った時に、「今日1日、有意義に過ごせることができた」とプラスの感情をもたらしてくれることで、それが自分自身の自信につながっていきます。

このように、たった15分の改善を積み重ねることによって、あなたにとってプラスの大きな変化をもたらしてくれるのです。

行動へのステップ

1.1日24時間を15分単位で記録できるスケジュール帳を用意する
2.15分単位で自分の行動を記録する
3.行動を記録する際に気づいたことはそのタイミングで書いておく
4.1日の終わりに振り返りを行い、改善策を検討する
5.翌日以降も記録を続けて、改善を繰り返していく