自分デザイン実践講座を作ったきっかけ


本を読んだだけでは変われない

スキルアップのために本を読むことは多いと思いますが、読んだだけでスキルが確実に向上したと感じることは少ないのではないでしょうか?

本を通じて新しい知識を得ることはできますが、その知識を実際に活用しなければ、スキルの向上にはつながりません。

知識を得ることと、それを実際に行動に移して成果を出すことには、大きな隔たりがあります。

重要なのは、本の内容を自分の状況に当てはめて、行動計画を立てて実践することです。そうしなければ、期待する成果を上げることはできません。

もし、実践しても成果が出ない場合は、その理由を分析し、改善策を考える必要があります。改善を繰り返し、成果が出るまで続けることが大切です。

例えば、「毎朝2時間早く起きることで、自分だけの自由な時間を確保できる」と書かれていたとしても、実際に毎日その時間に起きることは容易ではありません。

その本を読んで、いつもは朝7時に起きていたのを、5時に変更するとします。

特別なイベントや旅行があれば、早起きできるかもしれませんが、毎日5時に起きることは難しいと思います。

なぜなら、私たちの行動は長年の習慣に強く依存しており、その習慣を変えるためには大きな努力が必要だからです。

「本当は毎日7時に起きたいのに、それを我慢してまで5時に起きる必要があるのか?」という疑問が浮かびます。

✅ なぜ、早く起きる必要があるのか?
✅ 早く起きて何をやるのか?
✅ それをやることで自分はどうなるのか?
✅ 何時に起きるのか?
✅ 前日は何時に寝るのか?
✅ 早く起きるのは2時間で良いのか?


これらの質問に対する明確な答えがなければ、実践は難しいと思います。

習慣を変えるためには、乗り越えるべき壁があり、ちょっとした油断で元の習慣に戻ってしまいます。意識をしていなければ、今日7時に起きていたら、明日も7時に起きるのです。

本を読んで得た知識だけで、人生が簡単に変わるわけではありません。真のスキルアップには、得た知識を実際の行動に移し、継続的に努力することが求められます。

本の内容がすべての人に当てはまるとは限らない

本には、著者が実際に実践し、成果を得た方法が紹介されています。しかし、その方法がそのまま自分の状況に当てはまるとは限りません。

本を参考にして成果を出すためには、自分の生活環境や状況を考慮しながら、本に書かれている内容を取捨選択し、自分に最も適した方法にアレンジする必要があります。

例えば、時間管理に関する本を考えてみます。

独身で働いている人と、子育てをしながら働いている人では、日々の時間の使い方が大きく異なります。さらに、同じ仕事をしていても、勤務形態が異なれば、時間の効率化に必要なアプローチも変わってきます。

また、コロナ禍以降、リモートワークが広く普及しましたが、本によってはオフィス勤務を前提とした内容が書かれている場合もあります。そのような場合、リモートワークをしている人にとっては、その手法が参考にならないことも考えられます。

さらに、個々の価値観や優先事項の違いも、本に書かれている内容が自分に合わない理由の一つです。

例えば、キャリアアップを目指している人と、家族との時間を重視している人では、時間の使い方に対する考え方が異なるのは当然です。

そのため、本の内容が自分の価値観と一致しない場合、それを無理に実践しようとするとモチベーションが下がったり、ストレスの原因になることがあります。

このような理由から、本の内容を実践する際には、自分自身の価値観やライフスタイルを十分に考慮することが不可欠です。

また、自分のペースで進めていくことも大切です。新しいことを取り入れるというのは、現在の生活に変化をもたらすことになります。

そのため、急激な変化を加えると、それが逆に負担となり、長続きしない可能性が高まります。いわゆる、三日坊主です。

まずは、無理のない範囲で小さな変化を取り入れ、徐々にその変化に慣れていくことが重要です。慣れてきたら少しずつ負荷を上げる方法が、結果的に最も効果的な方法となります。

一見遠回りに感じるかもしれませんが、自分の状況に合わせた柔軟な手法を取り入れることで、長期的な成果を得ることができます。

つまり、本を読んで活用する場合は、著者が提案する方法を盲目的に信じるのではなく、自分自身の生活に適応させる柔軟な姿勢が必要です。

自分にとって無理なく実践できる形にアレンジすることで、成果を最大化し、長続きさせることができます。

そして、このプロセスを繰り返すことで、自分自身の成長とともに、日々の生活がより充実したものになっていきます。

専用リフィルを使うことで本の知識が自分のものになる

スキルアップを目指す上で、本から知識を得ることはとても重要です。しかし、その知識を実生活で活用できなければ意味がありません。

手帳リフィル工房の「自分デザイン実践講座」では、テキストを通じて得た知識を効果的に実践するために、専用のリフィルを用意しています。

テキストを読んで実践するためには、テキストの内容を自分の生活に当てはめる必要があります。ただ、テキストを読んで、頭の中で考えるだけでは、実践に移すことは難しいです。

頭の中で考えるだけでなく、専用のリフィルに自分の状況や考えを記録することで、テキストの内容を自分に適した実践的な形に落とし込むことができるようになります。

例えば、テキストに「朝のルーチンを整えることで、一日の効率が向上する」と書かれていたとします。

しかし、仕事のスケジュールが不規則であったり、家族の世話が必要な状況にいる人にとって、テキストに書かれている通りにそのまま実行するのは難しいかもしれません。

そこで、自分の朝の過ごし方を専用のリフィルに記録し、どの部分がそのまま利用でき、どの部分を自分に合わせて改善する必要があるのかを分析することができます。

そして、テキストの内容に基に、自分に適した朝のルーチンを組み立てることが可能になります。こうしたプロセスを経て、テキストの知識が単なる情報から、実践可能な具体的な知識へと変化していきます。

また、自分自身の日々の生活について記録していくので、自分が何を考え、何を大切にしているかを振り返る良い機会になります。

定期的に自分の記録を見返し、その中から改善点を見つけ出し、それを実践に移すことで、自己成長のサイクルを築くことができます。

このスキルを身につけることで、自分自身の行動を主体的にコントロールし、自分の人生を能動的にデザインする力を育てることができるようになります。