1日の行動記録を続けることで自分の時間の使い方の傾向を知る


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この記事のポイント

時間の使い方は人それぞれ傾向があって、それを知ることで充実した生活を送るきっかけを見つけることができます。1日の行動記録を続けて行くことで、自分の時間の使い方の傾向が見えてきます。それと共に、効率的で充実した生活を送るための改善点も分かってきます。


時間の使い方には人それぞれ傾向がある


自分の時間の使い方の傾向を知ることは、より充実した生活を送るためには必要不可欠なステップになります。

毎日忙しくしていると、自分がどのように時間を使っているのかを意識することはないと思います。

しかし、時間の使い方には、人それぞれ特徴や傾向があります。自分が意識していなくても、毎日同じ時間に起きて、同じ時間に食事をして、同じ時間に就寝していると思います。

私たちは意識していなくても、これらのパターンが習慣化されていることがあります。これらのパターンを知ることで、それらが今の自分に合っているのか、改善の余地があるのかを検討することができます。

つまり、自分の時間の使い方の傾向を知ることで、今より充実して過ごすためのヒントを得ることができるのです。

時間の使い方を振り返ることで改善点が見えてくる


例えば、1週間行動の記録をして振り返ってみると、仕事に多くの時間を費やしていて、家族や趣味の時間が少ないことに気がつくかもしれません。

また、SNSやネット動画の閲覧に多くの時間を使っていることが分かるかもしれません。

このように、自分の時間の使い方の傾向を知ることで、効率的な1日を過ごすための改善点が分かってきます。

この際、自分にとってその時間がどのような価値を持っているのかを考えることが大切です。ただ、分別なく効率を追求するのではなく、自分が大切に感じていることにより多くの時間を費やすことが、人生を楽しく生きるためには必要不可欠です。

自分に合った時間管理で充実した生活を送ることができる


例えば、家族と過ごす時間を大切に考えているのに、実際は仕事に多くの時間を費やしていることもあります。その場合は、仕事を効率化したり、無駄に過ごしている時間を削減して、家族と過ごす時間に振り分けることもできます。

また、自分の使い方を記録することで、どの時間帯に集中できるのかを把握することができます。

朝に集中できる傾向にあるならば、朝に重要なタスクを集中させると、より効率的に時間を使うことができます。逆に、夜に集中できるのであれば、夜に重要なタスクを集中させます。

自分がどの時間帯に集中力が高まるのか、集中力が低下するのかを把握していれば、集中できる時間帯には重要なタスクを集中させる、集中力が低下する時間帯には、軽い作業を入れるなど、日々のスケジュールを自分に適したものに調整することができます。

行動へのステップ

1.1日の行動記録を1週間続ける
2.1週間の記録を見返して、時間の使い方の傾向を分析する
3.自分の価値観に合わせて、何に時間を使うかを再配分する
4.集中できる時間帯を見つけて、その時間に重要なことを割り振る
5.改善策を実践しながら、定期的な振り返りを行う