てまり寿司を食べる【母の病気144】

テーマ : コラム 介護
日記形式で書いています。
11月4日(在宅介護131日・入院してから291日)
母の体調は問題ありません。
体重は49.85kgで、かろうじて50kgを切っています。
午前中、弟と母が買物に出かけました。散歩用のズボンと、今日の午後に食事チェックがあるので、てまり寿司を買ってきました。
午後に、訪問看護の看護師さんが来て食事のチェック。てまり寿司をきちんと食べることができました。
少しずつですが着実に、食べられるものが増えてきています。
夕食には、メロンを食べました。
入院していた時に、「メロンが食べたい」と言っていたのですが、食べることができず、退院してから初めてのメロンです。
母は、目を丸くして「おいしい!」と言って食べていました。その様子を見て、とてもうれしくなりました。
11月5日(在宅介護132日・入院してから292日)
母の体温、酸素濃度は問題ありませんが、血圧が若干高めです。
体重が50.05kgと50kg台になりました。母が、とても気にしていたのですが、「着ている服によっても変わるよ」と話しておきました。
寝室に戻り、22時過ぎに母が誰かと電話をしているようでした。
私の部屋を出て右の突き当りに母の寝室があります。
入院する前、母が寝室にいる時は、寝室の前にスリッパがあり、母が眠っていることが分かりました。
しかし、母が入院していた時は、スリッパもなく、部屋の引き戸も開いたままで、家がシーンと静まり返っていました。
そんな寂しい日々を約5ヶ月過ごしました。
寝室から漏れ聞こえる声を聞いて、穏やかな気持ちになりました。