ダイエットは長期的な視野に立って考えた方が良い理由

テーマ : コラム  ダイエット  

この記事のポイント

ダイエットの方法はたくさんありますが、大きく分けて短期間で一気に体重を落とす方法と、長期間かけてゆっくり体重を落としていく方法があります。どちらが健康的でリバウンドのないダイエット方法でしょうか？

長期的な視野に立ってダイエットを考える

世間には星の数ほどのダイエット方法がありますが、体重の減らし方については、短期間で一気に体重を落とす方法と、長期間で少しずつ体重を減らしていく方法があります。


どちらが健康的で無理がなく、リバウンドの可能性が低いダイエットでしょうか？

例えば、2ヶ月後に結婚式があって、どうしても着たいドレスがあるという場合は、急激なダイエットも必要かと思います。一生に一度の思い出ですから、がんばりたいですよね。

しかしながら、このような特別な理由がない場合は、長期的な視野に立ってダイエットをする方が良いと考えています。

長期でゆっくりと体重を落とした方がリバウンドが少ない

私は、1ヶ月に1キロのダイエットを推奨しています。

「1ヶ月1キロのダイエット」と言うと「えっ！？そんな少ないの！」と思われるかも知れませんが、これを10ヶ月続ければ10キロのダイエットに成功します。

10キロのダイエットって、ほとんどの人は成功しないのではないでしょうか？

しかも、ゆっくりと体重を落としていくため、急激な食事制限もないので、リバウンドする可能性も低くなります。

ダイエットで一番大切なのは減らした体重を維持し続けること

ダイエットでは「1ヶ月で10kg減らした！」など、体重を減らすことにクローズアップされがちですが、もっと大切なのは、減少させた体重を維持し続けることです。

1ヶ月で10kg体重を落として、そのリバウンドで数ヶ月後には元に戻り、さらに体重が増えてしまった・・・

これでは意味がありません。

急激に生活の変化をさせない

ダイエットを始めた頃は、モチベーションも高いですから、無理をしがちです。食事を極端に制限したり、過度な運動をしたり。

極端に生活が変化しますので、最初の1週間は予想以上に体重が減少したりしますが、それ以降が続かないのです。

急激な生活の変化は、体に負担がかかりますし、長続きしません。

順調に減っている時は問題ないのですが、どこかのタイミングで必ず体重が減らない時期がやってきます。

急なダイエットをした人のほとんどはこのタイミングで断念してしまうのです。期間にして2～3週間程度ではないでしょうか？

食事量を極端に減らしたとしても、それを一生続けることはできません。食事量を戻した途端、体重は増加の一途をたどっていくのです。

そうではなく、食事量をちょっとずつ減らしていく。例えば、毎日ごはんを1膳食べていたのを半膳にしてみる。その代わりに、サラダを食べてみる。これなら続けられるのではないでしょうか？

ちょっとだとしても食事量は減っているのですから、長期間で考えれば、確実に体重は減っていきます。

無理をせずに長期間でダイエットを考える。これがダイエットを成功させる秘訣です。

行動へのステップ

１．短期に急激に体重を落とすのではなく、長期でゆっくりと体重を落としていく
２．体重を減らすことも大切だが、減らした体重を維持し続ける方がもっと大切
３．極端に食事を減らしたり、運動量を増やしたり、急激に生活を変化させない