A5サイズ見開き1ヶ月の手帳リフィルを自作します(2)デザインの検討をします【color time】
まずはデザインスケッチをして全体のイメージをつかみます
いつもどおり、まずはデザインをスケッチすることから始めます。
横方向は、1週間7日間で7ブロックと、一番左側に月とメモ欄の1ブロックで合計8ブロック必要になります。
今回のマンスリーリフィルは見開きで使うので、左右4ブロックずつになります。
縦方向は、合計で6ブロック必要になります。あとは、曜日を入れるためのスペースも必要になります。
通常は5ブロックで足りるのですが、月によっては6ブロック必要な場合があります。デザインを統一するために6ブロックに合わせます。
通常は5ブロックでも大丈夫なのですが・・・
2012年12月は6ブロック必要になります。
デザインスケッチからエクセルのマス目を計算する
デザインスケッチから、エクセルのマス目を決めていきます。
デイリーリフィルを制作したときのエクセルのマス目は縦横17ピクセルで、1ページで横方向31マス、縦方向は48マス。
まず、横方向から考えてみます。
31マス÷4ブロック=7.75マス
端数を切り捨てると、1ブロック当たり7マスになります。となると、7マス×4ブロック=28マスで3マス余ってしまいます。
この余った3マスは均等に割り当てることができないので、どこかのブロックだけ幅が変わってしまいます。
そこで、4ブロックをきちんと割り切れるようにするには、エクセルのマス目(ピクセル数)を調整する必要があります。
エクセルのマス目を1ピクセルずつ変更したものを作って、割り切れるピクセル数が13ピクセルになりました。
セルのマス目を13ピクセルにすると、横方向のマス目が40マスになります。40マスであれば、40マス÷4ブロック=10マス。つまり、1ブロック10マスに設定できるようになります。
今回のマンスリーリフィルの制作には、エクセルのマス目が13ピクセルのものを使うことにしました。
縦方向は、13ピクセルに設定すると、63マスになります。縦方向は曜日のスペースと日付の6ブロックが必要になります。
10マスを1ブロックとして計算してみると、6ブロック×10マス=60マス、あとは曜日のスペースを3マスにすれば、63マスちょうどになります。
最終的に決定したマス目。
エクセルのマス目を7ピクセルから17ピクセルまで1ピクセルずつ設定値を変えたデータを作りました
今回のケースのように、作るリフィルによってエクセルのマス目の設定値(ピクセル数)を変えることも出てきます。
そこで、エクセルのマス目を7ピクセルから17ピクセルまで1ピクセルずつ設定値を変えたエクセルデータを作りましたので、ご希望の方にプレゼント致します。
ベースとなるエクセルデータがあれば、エクセルで手帳リフィルを創るときに、とても重宝すると思います。