最悪の状況時の対応について相談したい【母の病気7】
テーマ : コラム 介護
日記形式で書いています。
1月25日(急性期入院8日)
手術の翌日。病院から電話があり、症状が安定しているのでICUから普通病棟へ移動したと報告がありました。
1月27日(急性期入院10日)
落ち着かない日々が続きました。「抗生剤の点滴が効くかどうかは運」と言われたのが頭の中から離れません。さらに、頸動脈に膿があるというのも心配でした。
夜もあまり眠ることができず、食事も普段通りに食べることができません。
心臓のあたりをギュッと握られたような感覚が1日中続き、かかりつけの内科で安定剤を処方してもらいました。
夜に先生から電話があり、明日、今後のことについて面談をすることになりました。
最悪の状況時の対応について相談したいとのことでした。話を聞いていると、もう危ないのではという感じがしました。
全身の力が抜けていきました。
1月28日(急性期入院11日)
仕事が終わってから、弟と病院へ向かいました。弟もあまり眠れていないようでした。
病院に着いて、先生と面談を行いました。
今の状況は安定していて、最悪の状況になった時にどう対処するかを確認しました。
重篤な状況になった時に、延命治療を行うかどうかの確認でした。私は、出来る限りのことをして欲しいとお願いしました。
先生も、「できる限りのことはするつもりです」と力強く言ってくれました。良い先生に恵まれました。
リハビリも進めていて、母はやる気満々だと先生が話していました。ただ、悪化する可能性は常にあるので、症状が安定するまで油断はできないと話していました。
帰りに病室の入口で、母と面会することができました。と言っても、近くに寄ることはできませんでした。こちらから手を振ったら、母も手を振り返してくれました。
もっと症状が悪いと思っていたのですが、そうでもなさそうだったので安心しました。
家に戻り、久しぶりにゆっくり眠れました。
先生との面談で少し希望が見えてきました。コロナ禍で直接近くで会うことはできませんでしたが、遠目に母が手を振る姿を見て、少し安心しました。