自分でコントロールできることだけに集中するべき理由
テーマ : 自己管理講座 3.問題解決
この記事のポイント
世界で誰も予想していないことが、次々と発生してます。悲観的なニュースも多く、「自分の生活が、この先不透明になってしまうのでは?」と感じることもあります。そのような状況下で、私たちはどのように考え、行動すれば良いのでしょうか?
ほとんどの人が予想していなかったことが起きた
世界で予想していないことがたくさん起こっています。コロナウィルス感染、戦争、異常気象、株価暴落、物価上昇など、多岐に渡ります。
誰も予想していなかった悲観的な出来事が、次々と現実となっています。このような時、私たちは何をしなければならないのでしょうか?
自分でコントロール「できること」と「できないこと」を切り分けて考える
悲観的な出来事が身の回りで起こったら、私たちは何をするべきなのでしょうか?
それは、闇雲に不安になるのではなく、今までと同じように目の前のことを一つ一つ着実にこなしていくことです。
一番怖いのは、不安や悩みが深くなって、思考が停止して、行動できなくなってしまうことです。
まずは、自分自身で「コントロールできること」と「コントロールできないこと」をきちんと見極め、自分自身で「コントロールできること」に注力していきます。
周りの環境が変化しても安定的な生活ができるようにする
悲観的なニュースをずっと観ていると、不安になってしまいます。番組によっては、不安を煽ってくるのもあるので注意が必要です。
不安になって「どうしよう。どうしよう」となるよりは、仮に悪い方向に環境が変化した時でも、「今までと同じような生活を維持していくためには、どうすれば良いのか?」を考えていたほうが生産的です。
要するに、周りの環境によって自分の生活が左右されるのではなく、たとえ環境が変化しても、安定的な生活を送れるようにするための方法を考えていくのです。
物価が2%上がっても、今までと同じ水準の生活をするには?
近年、インフレによる物価上昇が続いています。
例えば、年間の収入が400万円だとします。今の収入のままで物価が2%上昇した場合、年間80,000円の負担増になります。
つまり、今と同じ生活をするためには、年間80,000円の収入を増やさなければなりません。月で換算すると約6,600円です。
物価が2%上昇しても、今より月額約6,600円収入を増やすことができれば、今までと同じ生活ができるようになります。
「物価が2%上昇したら、今までの生活が送れなくなってしまう。どうしよう?」と悩むよりも、「今より月6,600円多く稼げるようになれば、物価が2%上昇しても、今と同じ生活ができる。そのためには、何をやっていけば良いのか?」
このように考えていくことが、自分自身で「コントロールできること」に注力することだと感じています。
行動へのステップ
1.自分でコントロール「できること」「できないこと」を見極める
2.自分でコントロール「できること」に集中する