自分デザインとは?


人生を楽しむのは自分自身、自分が主体的に動かないと人生を楽しめない


「人生を、自分自身でデザインする」

この言葉を聞いて、あなたはどんな印象を持つでしょうか?

「人生を楽しむ」と聞けば、心の赴くまま、自由な姿を想像するかもしれません。一方で「自分をデザイン(設計)する」と聞くと、なんだか計画やルールで自分を縛るような、堅苦しいイメージが湧きませんか?

「楽しむこと」と「デザインすること」。この二つは、一見すると相容れないものに思えるかもしれません。

しかし、本当の楽しさとは、待っているだけでは決して訪れません。見出しの言葉通り、自分自身が人生の主役となり、主体的に動いてこそ、心からの充実感や喜びを味わうことができるのです。

それは、自分をルールで縛り付ける「抑制」ではありません。


自分の価値観や理想に基づき、人生の主導権を握って主体的に未来を創造していくこと、それこそが「自分デザイン」です。

では、どうすれば自分自身を、そして人生を、効果的にデザインできるのでしょうか?そのために不可欠な、3つの構成要素があります。

それは、スキル(技術)・メンタリティ(心理)・フィロソフィ(哲学)です。

1.スキル(技術):デザインを形にするための具体的な「ツール・道具」
2.メンタリティ(心理): デザインを続けるための「原動力・心のエネルギー」
3.フィロソフィ(哲学): どんな人生をデザインしたいのか?という「設計思想」


この3つの分野は、自分をデザインし、人生を楽しむ上で密接に関係しており、どれ一つ欠けても理想の人生は完成しません。

なぜこの3つが、主体的に人生を楽しむための鍵となるのか。私の経験を踏まえ、これから詳しくお話しいたします。

スキル(技術)は時間と共に向上していく


例えば、仕事のことを考えてみます。

仕事のスキル(技術)は、すぐに身につけられるものではありません。今日1時間で出来たものが、いきなり明日30分で出来ることはありません。

仕事に対するスキル(技術)をアップさせることで、1時間でできたものが50分で出来るようになり、やがて30分で出来るようになるものだと思っています。

でも、実際仕事をやっていくと、そうではありません。

こころの浮き沈みがスキル(技術)に影響する


あなたも、同じ内容の仕事をやったときに、「今日はできた」とか、「昨日はできなかった」という経験があると思います。

仕事のスキル(技術)だけが影響しているのであれば、仕事のスキル(技術)を身につけていくことで徐々に時間が短縮されて仕事ができるようになるはずで、「今日は仕事ができた」とか、「昨日はできなかった」とかはありません。

何が影響しているのかと言えば「こころ」。メンタルな部分です。

例えば、うれしいことがあって仕事がいつもより、はかどることもあるし、お客様に怒られて、気持ちが落ち込んでしまって、いつも通りに仕事ができなかった経験があると思います。

つまり、「こころの浮き沈み」が仕事の成果に影響していくのです。しかしこれは、仕事をする上であまり良くありません。

継続的に仕事のスキルを磨いていくことは大切です。でも、それと一緒に、自分のこころをコントロールできるようになることも大切です。

この2つを身につけることで、仕事の成果を安定させられるようになります。

しかし、この2つが上手にできるようになったにもかかわらず、新たな問題が発生します。

自分は何を大切にして生きているのか?


仕事は、毎日同じようなことの繰り返しです。単調な仕事も多いと思います。地味できつい仕事だってあります。

毎日の仕事の中で、「何でこんな仕事をやっているんだろう?」「こんなことをやるために仕事をやっているのではない!」「こんな仕事、自分がやらなくてもいいんじゃないか!」と思うのです。

こういう感情が生まれてくると、仕事へのモチベーションが下がってしてしまいます。

「なぜ、このような気持ちになってしまうのだろうか?」

その時、自分自身の感情に向き合って考えてみました。

そこで分かったのが、仕事のスキル(技術)とメンタリティ(心理)の他にも学ぶべきことがあるということです。

それがフィロソフィ(哲学)という部分です。フィロソフィとは直訳すると、哲学になります。

人が生きていく中でベースになっていくものです。自分自身の考え方とか信念。「人の幸せとは何なのか?」とか「働くというのはどういうことなのか?」ということです。

自分の軸をはっきりさせると悩みを少なくすることができる


私が、「人の幸せとは何なのか?」ということが分かったときに、仕事のやり方がガラッと変わりました。

今でも仕事をやっていて嫌になることもあります。でも、以前のように何日も悩み続けることはなくなりました。

今回の例では仕事について書きましたが、プライベートでも同じようなことが言えます。

このように、スキル(技術)・メンタリティ(心理)・フィロソフィ(哲学)は密接に関わっていて、どれが欠けてもいけないと考えています。

この3つを体系的にバランス良く身につけていくことで、人生を楽しむことができると考えています。

Ⅰ スキル(技術)

Ⅱ メンタリティ(心理)

Ⅲ フィロソフィ(哲学)