母がベランダで洗濯物を干している夢を見た【母の病気35】
テーマ : コラム 介護
日記形式で書いています。
4月27日(リハビリ入院29日・入院合計100日)
母が入院してから初めて、母の夢を見ました。
母が無事に退院し、ベランダで洗濯物干していて、私が「お母さん、体調大丈夫なの?」と聞いたら、「大丈夫」と話していました。
ハッと目が覚めて起きてみたら、夢であることが分かりました。
急性期病院に入院した時は、生きるか死ぬかの状態でした。それから大変な手術を乗り越えて、今リハビリを進めています。
「退院が、夢ではなくなってきているのでは?」それが夢となって表れているのかもしれません。
今日は、ゼリーを病院に届け、母に会いました。と言っても、前回同様、母は5階の病棟から、私は1階の病院脇の道路からです。母は、また涙を流していました。
周りの人にサポートはしてもらっていますが、やはり1人でいるのは本当に心細いのではと思います。
私のやるべきことは、母が以前の生活ができるように、サポートを続けていくこと。母が会いたいと言ってきた時は、なるべく会うようにしたいと思いました。
4月28日(リハビリ入院30日・入院合計101日)
朝、母から「いつ退院できる?」とLINEがありました。昨日、私が夢で母が退院したことを話したからかもしれません。
母とLINEのやり取りをしていた時に、病室が暑いという話題が出ました。
「食堂の方が涼しいから行こう」と病院のスタッフの方に言われているようなのですが、母は「会話ができないので行かない、ベッドにいることが多い」ということでした。
さらに夜1人で泣くことが多く、LINEを送ってきた時も「泣いて書いた」ということでした。
気持ちの浮き沈みがある中で、まだ確定していない「退院」というキーワードを軽はずみに使ってはいけないと感じました。
4月29日(リハビリ入院31日・入院合計102日)
昨日から、母がだいぶ落ち込んでいるようで、「口から食事ができない」ことをLINEで送ってきました。
今は、口から食事を摂ることができないので、胃ろうで栄養を補給しています。
お昼に動画を送り、気分転換に食堂に行くことをアドバイスしました。更に、今度の日曜日に会う約束もしました。
夕方になると、だいぶLINEのメッセージも前向きな言葉になっていました。
軽はずみに断定的なことを言ってしまったことを反省しました。