効率化できる時間を見つけ出し、大切な時間に振り分けて行く方法
テーマ : 自己管理講座 1.時間管理 キーワード : 1日の行動をチェックする
この記事のポイント
1日の中で【C:効率化・短縮する時間】とは、日々の生活の中で効率化や短縮できる時間です。ルーチン化された作業や無意識に過ごしている時間を見直して、時間の効率化を図ります。効率化によって生まれた時間は、他に大切にしている時間に振り分けることで、心身の健康や生活の充実につなげていきます。
時間の効率化や短縮する時間
自分の行動を4つの時間に分類していきます。4つの時間のうち、【C:効率化・短縮する時間】は、日々の生活で効率化や短縮できる時間です。
【A:絶対に必要な時間】睡眠、食事、運動
【B:大切にしたい時間】家族・友人・趣味
【C:効率化・短縮する時間】効率化できそうな時間→本記事
【D:削減する時間】無意識に浪費している無駄な時間
日々のルーチンを見直す
1日の生活の中で、繰り返しのルーチンや無意識に過ごしている時間が多くを占めています。これらの中で、効率化や短縮できる時間を見つけ出すことで、他の大切な時間に充てることができます。
すでに習慣化されている仕事や家事などは、毎日決まった時間に繰り返し行う作業のため、何の疑いもなくやっていることが多いので、なかなか時間の効率化にまで考えが及ばないのが実情だと思います。
例えば、仕事で過去の担当者の引継ぎでやっている作業があると思います。過去の引継ぎでやっていると、前担当者のやり方をそのまま引き継ぐことがほとんどだと思いますが、そのやり方を改善することで時間の効率化ができることもあります。
これらの時間を短縮するためには、デジタルツールを活用することが効果的です。最近では、AIの活用をすることで、作業時間を劇的に削減できる例もあるので、一度検討する余地はあると思います。
スキルアップで時間の効率化を図る
また、スキルアップも時間の効率化には必要です。スキルが向上することで、同じ作業を行うにしても、時間の効率化が図れます。
ただ、スキルアップは時間の効率化ができるまで、ある程度の期間が必要になることもありますが、自己成長のためにチャレンジしてすると良いでしょう。
スケジュールを調整して作業の効率化をする
時間の効率化には、1日のスケジュール調整も有効的です。
例えば、同じような事務作業を、午前と午後にバラバラにやっていたとしたら、それをまとめて午前にやるようにすると、時間の短縮ができるようになります。同じような種類の仕事は、まとめて同じ時間帯でやると、時間が短縮できるケースが多いです。
さらに、集中できる時間帯には重要なタスクを入れて、昼食後で集中力が低下してしまう時間帯には頭を使わない単純作業を入れたりすることで、時間を効率化させることができます。
効率化や短縮して生み出した時間の使い方
効率化や短縮できた時間は、【A:絶対に必要な時間】、【B:大切にしたい時間】に振り分けて行きます。この時間の振り分けも重要になります。
まずは、【A:絶対に必要な時間】に不足している時間があれば、振り分けて行きます。例えば、睡眠時間が少ないのであれば睡眠に時間を充てる、運動不足であれば運動する時間に充てる。そうすることで、疲れにくくなり1日のパフォーマンスを向上させることができます。
【A:絶対に必要な時間】の時間が確保できたら、次に【B:大切にしたい時間】に振り分けて行きます。例えば、仕事が忙しくて家族と過ごす時間が少ないと感じていたならば、家族と過ごす時間を増やす、やりたかった趣味に時間を費やすことで、日々の生活が充実していきます。
このように、効率化や短縮で生まれた時間を、他の大切な時間に振り分けて行くことで、心身のバランスを整えることができ、生活の充実度がアップしていきます。
行動へのステップ
1.日々のルーチンを見直す
2.スキルアップをして時間の効率化をする
3.スケジュール調整して作業の効率化をする
4.効率化して生み出した時間を他の大切な時間に振り分ける