自宅に戻ってから初めての気管カニューレ交換【母の病気68】
テーマ : コラム 介護
日記形式で書いています。
7月11日(在宅介護15日・入院してから175日)
今日は、10時30分に在宅診療の先生が来て、気管カニューレの交換を行いました。
交換の時に少し出血してしまったのですが、母はあまり苦しく表情をすることなく、交換ができていたようでした。
あと、先生から「痰の量が多いならば、痰を出やすくする薬を減らしたらどうか?」というアドバイスがありました。
この痰の薬は、継続的に飲んでいるわけではなく、母が朝、痰が出るということで、かかりつけの病院で単発で出してもらったものを、継続して入院中も飲んでいました。
もしかしたら、その薬が痰の量を多くしていた原因かもしれません。痰の薬を減らす事で、少しでも痰の量が減ってくれればうれしいです。
在宅診療の先生が帰ってから、続けて言語聴覚士の方が来ました。気管カニューレを交換して30分程度しか時間が経っていなかったので、体のマッサージや呼吸法など、軽めのメニューをやることにしました。
言語聴覚士のリハビリは1週間で120分が上限で、60分を2回もしくは、40分を3回のどちらかだったのですが、回数が多い方が良いと判断して40分を3回にしてもらいました。
今回から、1回40分のリハビリなので、すぐ終わってしまったような感じです。
午前中は、気管カニューレ交換だったので、元気がなかったのですが、午後になって少しずつ気持ちが落ち着いてきたようでした。
夕食は、お粥とタラの照り焼きで、母は「おいしい」と言って食べていました。
夕食を作っていた時に弟が、「これが食べられなかったらどうしよう?」と困っていましたが、母がおいしいと言っていたので、安心した様子でした。
寝室に戻ってから母が、「ナスの皮をむいて醤油で煮たものを食べたい」と言っていたので、「自分に言うのではなく、弟に言った方が喜ぶよ」と言ったところ、メモを書いて弟に渡していました。
具体的なメニューがあれば、弟はそれに合わせて、母が食べやすいように料理してくれます。
少しずつですが、家族で意思疎通がうまく行くようになってきました。