仲の良い友達と散歩をする【母の病気75】
テーマ : コラム 介護
日記形式で書いています。
7月18日(在宅介護22日・入院してから182日)
夜の吸引は昨日の23時以降は、痰を吸引せずに就寝できました。
今日も、朝会社へ行く時に、玄関まで見送ってくれました。
今日は言語聴覚士の方が来てリハビリを行いました。
前回は、巻きぶえもそれほど吹けていなかったようなのですが、今日はかなり勢いよく吹けていて、弟も言語聴覚士の方もビックリしていたようです。
気管カニューレの先端を押さえて発声する練習も行いました。言語聴覚士の方が用意してくれた文章を、声を出して全部読めました。
夕食の後、寝室で母が声出しをやってくれて、その時もきちんと声が出ていました。
ご飯を食べた後、食器を下げたりするのも自分でやっていて、とても前向きな気持ちになっているようです。
日中は暑いので、夜に散歩をしています。ちょうど母が散歩する時、近所で仲良くしていただいているお友達と一緒に歩きました。
その友達は、母が入院中、LINEで頻繁にやり取りをしてくれて、母を励ましてくれていました。
100メートルほどで歩いたところで、痰が上がってしまい、すぐ自宅に戻りましたが、足取りはしっかりしていました。
母が入院した時は、死を覚悟したこともありました。しかし、母の努力と病院の方々の献身的なサポートで、ようやくここまで回復することができました。
母と友達が歩いている姿を後ろから見て、そんなことを思い返していたら、泣きそうになってしまいました。
最近、母は前向きな気持ちになっていて、自分のできることを色々とやるようになりました。
弟の話によると、先日、自分が食べる桃の皮を剥いた時があったのですが、そのあたりから、かなり前向きな気持ちになってきて、今日の水餃子のスープの味付けは自分でやっていたようです。