私が一番怖いと思っていること【母の病気90】
テーマ : コラム 介護
日記形式で書いています。
8月2日(在宅介護37日・入院してから197日)
夜の吸引は、昨日の23時30分を最後に、朝まで吸引はありませんでした。
朝起きた時にゴロゴロしていたので、吸引したのですが、痰が硬かったので少ししか取れなかったのですが、大丈夫そうでした。
朝起きた時は、痰が硬めです。そのため、吸入をして痰を柔らかくしてから吸引するようにしています。
8月3日(在宅介護38日・入院してから198日)
退院した当初は、痰が多く出ると不安な表情を見せることもあったのですが、最近は少なくなり、笑顔も多くなってきています。
弟もいつもの明るさが戻ってきている印象で、家族がいい雰囲気になっています。
母の笑顔を見ていると、心が穏やかになります。そんな時、「私は母の笑顔を見るためにがんばっているのだ」と認識します。
そして、「母が喜んでくれるために何をするべきか?」をいつも自分に問いかけています。
私が疲れている時に、痰の吸引をしていても、疲れた表情を母に見せないようにしています。
母は、昼夜を問わず、私や弟に痰の吸引をしてもらっていることを申し訳ないと感じているはずです。
そう思っている状態で、私が疲れた表情をしていたら、色々なことに遠慮するようになってしまいます。
私が一番怖いと思っていることが、痰がつまっているのに、私たちに遠慮して痰の吸引をしないことです。
それだけは絶対に避けたいので、退院した時も、「痰がつまったら、夜中でも必ず私たちを呼んでね」と言っています。
夜に痰の吸引が多いと、申し訳なさそうな顔をするのですが、その時も同じことを何回も繰り返して言っています。