母の味覚に変化【母の病気112】
テーマ : コラム 介護
日記形式で書いています。
9月5日(在宅介護71日・入院してから231日)
夜の吸引は、昨日の21時以降ありませんでした。
寝室は2階で居間は1階にあります。
起床して1階に降りてから、体重と体温測定をして、その後に歯を磨きます。
朝起きた時は痰でゴロゴロしていることが多く、起床して寝室ですぐ吸引するか、1階に降りてから吸引するか、それほどひどくない場合は、歯を磨いた後、吸入をして痰を柔らかくした後に吸引を行います。
その時の状況に応じて、痰の吸引を行っています。
体重は46.70kgで46kg後半で推移しています。
午前10時に在宅診療の先生が往診に来て、診察と人工鼻やガーゼなどの備品をもらいました。
本来なら来週に往診してもらう予定でしたが、急性期病院に外来受診するため、1週間前倒ししてもらいました。
今日は昨日より痰の吸引回数は多かったです。
退院して自宅で食事をするようになってから、母の味覚がだいぶ変わってきています。
酸っぱい、辛い、しょっぱいものに対して、舌が以前より敏感になっている感じです。
先日、親戚からぶどうをいただいて、シャインマスカットは食べられたのですが、シャインマスカットよりちょっと酸味のあるぶどうは「酸っぱい!」と言って、途中で食べるのをやめてしまいました。
夕食の後は散歩をしました。毎日散歩をしているおかげで、階段を上がる時の足の運びがスムーズになってきています。
階段を上るスピードもアップしているので、脚力もアップしていると思います。
寝室に戻ってからも、痰の吸引が多かったです。
いつも痰の吸引をする時、母に排痰をしてもらうのですが、痰の量が多い時、自分で排痰すると、気管カニューレの先端まで痰を出すことができて、ティッシュで痰の巻き取るようにすると、おおよその痰が取れるようになってきています。
痰を吸引する時は、ナースコールを押してもらって、私たちが痰を吸引するのですが、私たちが来るまで、母に排痰をしてもらって、痰が出せるようになると、私たちを待つことなく、自分で痰を出せるようになります。
痰を吸引した後、気管カニューレの先端を塞いで、「ありがとう」と笑顔で言ってくれました。