手帳はあなたの成長をサポートするパートナー
手帳をスケジュール管理にだけ使うのはもったいない
「手帳」と言うと、何を連想しますか?「手帳=スケジュール管理」と思われていませんか?
確かに手帳でスケジュール管理をするのが、メインの使われ方だと思います。でも、手帳をスケジュール管理だけに使うのは、非常にもったいないことなのです・・・
頭の中にあるものを手帳に書き出して客観視してみる
あなたが「何を考えているのか?」「何を思っているのか?」ということは、全てあなたの頭の中にあります。頭の中にあることが表面化することで、それが行動につながります。
手帳を使ってスケジュール管理をするということは、スケジュールをチェックするために手帳を肌身離さず、いつも手元に持っていることになります。
手帳をいつも手元に持っているのであれば、そこに「あなたのやりたいこと」を書いてみてはいかがでしょうか?
さらに、あなたは何を考え、何を思っているのかを書いたとしたら・・・
あなたの頭の中にあるものを、手帳に書き出して客観的に見えるようにするのです。この「客観的に見る」ということが大切なのです。
手帳に書き出すことで、あなたの考えていること全体が、俯瞰(ふかん)して見えるようになります。
あなたの頭の中にあることを書いているので、実際はあなたの事なのですが、物事を俯瞰して見ることで、他人の事のように見ることができるのです。
あなたの事よりも、他人の事の方が物事を冷静に判断できて、適切なアドバイスができた経験があると思います。まさに、他人事だから適切な判断ができるのです・・・
このように、あなた自身のことを改めて客観的に見ることによって、そこから問題の解決策が見つかるかもしれません。新しいアイデアが生まれるかもしれません。やりたい夢や目標が見つかるかもしれません。
手帳に書いたことが起点となって、あなたに新たな展開が起こります。
気づきを記録するための仕組みを作る
日々の生活の中で、問題の解決策やアイデア、気づきは、今まであなたになかったものを「見る」「聞く」「読む」「感じる」ことで得ることができます。
しかし、忙しい毎日を過ごしていると、アイデアや気づきも、ドンドンすり抜けていってしまいます。そんな日々が続くと、仕事をするだけの毎日となり「自分は何のために生きているのだろうか?」と疑問を持つようになります。
そうならないために、「問題解決策やアイデア、気づきをきちんと記録できる仕組み」を作っておくことが必要不可欠なのです。
成長の種はパッと浮かび、すぐに消えてしまう
アイデアや気づきは、瞬間的にパッと頭の中に思い浮かびますが、思いついた時にすぐ記録しておかないと、一瞬のうちに消え去ってしまいます。ある時、良いアイデアを思いついた。手元に書くものがなかったので、「後で何かに書いておけばいいや」と、その場ではアイデアを書かなかった。
その後、メモ用紙を見つけて、いざ書こうとすると、そのアイデアが思い出せない。
こんな経験はしたことは、ないでしょうか?
このちょっとしたアイデアが、あなたの成長する小さな種になるのです。
あなたの成長に必要な種を逃さないためにも、手帳をいつも手元に置いて、すぐに書き留められるようにしておく必要があるのです。
手帳はあなたが成長するために必要なパートナー
私は手帳を「自分が成長するためのパートナー」と考えています。なぜなら、「自分のやりたいこと」や「自分の思い」が書いてあるからです。
「自分のやりたいこと」「自分の思い」を見ながら試行錯誤することになりますが、この試行錯誤こそが、自分の成長に欠かせないものなのです。
試行錯誤することで、今まで分からなかったことが分かるようになる。今までできなかったことができるようになる。
これが、自分の成長そのものなのです。
あなたが成長するために必要なことが手帳にすべて書いてある。そうなると、手帳を手放せなくなります。まさに、「手帳があなたのパートナー」となるのです。
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