あなたらしさを求めて行こう。手帳を使って会社から自立できる能力を身に付ける。
「みんなと一緒」は偽りの自分
「出る杭は打たれる」という言葉。意味は「人より目立つと、他の人から憎まれたり妬まれたりすること」
あまり良い意味では使われていませんね。
誰だって、人から憎まれたり、妬まれたりするのは嫌ですよね。だから、「みんなと一緒」でいた方が楽でいい。
でも、それで良いのでしょうか?
「みんなと一緒」ということは、あなたの個性を押し殺して生きることになリます。自分を押し殺して生活することほど、つらいことはありません。
なぜなら、それは「偽りのあなた」だからです。
「自分はもっと違うことをやりたいのに」「自分の考えたアイデアの方が優れているのに」と思っているにも関わらず、それを表に出すことなく、周りが言っていることに合わせてしまう。
これは、あなたが成長する機会を自ら奪っていることなのです。
あなたを守るのはあなた自身
今の時代、一部上場企業に勤めていても、いつリストラされるか分かりません。最近も、あの大企業が大規模なリストラを発表しました。
私が大学生のころ、その企業は高嶺の花でした。と言うより、私の大学から入社するのは、ほぼ不可能といった会社です。そんな大企業が、今になって窮地に追い込まれています。
プライベートを犠牲にして一生懸命、会社のために働いたとしても、その時の経営者が会社のかじ取りを失敗すると、会社はアッと言う間に傾いてしまいます。
大手企業に勤めていれば、一生安泰というワケではないのです。
会社はあなたを守ってはくれません。会社は自分を守ることで精一杯です。あなたを守るのは、あなた自身なのです。
人と違うことをやることを恐れない
私たちは、人と違うことで個性を発揮します。
例えば、通勤電車の中で、あなたと同じ服を着た人がいたらどうでしょうか?
とても恥ずかしい思いをしますね。ということは、無意識に人と一緒になることを嫌がっているということです。
でも、仕事となると「みんなと横並び」で満足してしまう。
今の時代、みんなと一緒では危険です。
みんなと一緒なのですから、あなたの同僚がリストラ候補となったら、自動的にあなたもリストラ候補です。
だから、今日から「みんなと一緒」は、やめてしまいましょう。人と違うことを恐れずにやってみましょう。
会社の中で生き残るためだけに頑張るのではなく、もっと大きな視野を持って、どこの会社に行っても、あなた自身のスキルが発揮できるように、日々準備しておきましょう。
自分のスキルに自信が持てるようになれば、リストラにビクビクすることもありません。
なぜなら、不運にも理不尽なリストラをされたとしても、別の会社であなたの能力を存分に発揮できれば良いのです。これを機会に起業しても良いのです。
まずは内面から個性を磨いていく
とは言うものの、いきなり人と違うことをやるのは勇気がいります。
まずは、あなたの内面から磨いていくのはどうでしょうか?
「どんな人になりたいのか?」
「どんな能力を身につけたいのか?」
「本当にやりたいことは何か?」
「そのやりたいことを実現させるためには何が必要か?」
「欲しいものは何か?」
「どんな能力を身につけたいのか?」
「本当にやりたいことは何か?」
「そのやりたいことを実現させるためには何が必要か?」
「欲しいものは何か?」
思いつくままに、ドンドン書いていくのです。いきなりたくさん書けないのであれば、思いついた時、手帳に書いておきましょう。
これを毎日コツコツ繰り返していくと、あなたの願望が少しずつ増えていきます。すると、手帳に書いたことから派生して、また新しい気づきを得ることができます。
毎日続けることで、次第にあなたの視野が広がっていくのです。
手帳に書いている時は気づかないのですが、3ヶ月、6ヶ月、1年続けて、その当時を振り返ってみると、自分の成長を感じることができます。
「こんなに色々なことを、自分は考えてきたんだ!」
「書き始めた当初にやりたいと思っていたことが実現している!」
色々なことが実現できるようになると、それが自信となって、あなたの行動が変化していきます。
「人と違うことをやる」と言うよりは、「あなたの本当にやりたいことは、人と違うことだった」と言えると思います。
本当に大切なことは、「他人と比較して、何をやるかを決める」のではなく、「あなたの内面から、あなたのやりたいことを決める」ことなのです。
肌身離さず手帳を持ち歩き、あなたのやりたいことを書いていきましょう。そして、やりたいことを実現させるために、今、何をやらなければならないのかを考えていきましょう。
今、あなたのできることを、少しずつでも、着実にやっていきましょう。
それが、あなたの個性となって輝いていくのです。
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