自分でシステム手帳リフィルを作って情報を一元化する
あなたに必要な情報を手帳に集約する
インターネットやスマートフォンが普及し、取り扱う情報が飛躍的に増えています。
情報が増えれば増えるほど、目的の情報を探すのに手間がかかります。必要だけど頻繁に見ない情報は、保存した情報がどこにあるか、分からなくなることもあります。
ストレスなく情報を取り扱うためには、情報を取捨選択して、あなたに必要な情報を一元化していくことが必要です。
あなたに必要な情報が一元化されていれば、探す手間が省け、短時間で情報にアクセスできます。
その情報を集約するために便利なツールが手帳です。手帳はいつも肌身離さず持っていることが多いので、そこに情報をまとめておけば、すぐに必要な情報にアクセスできます。
手帳のスペースは有限なので厳選して情報を集約できる
「インターネットが普及しているのだから、わざわざアナログな手帳なんか使わずに、スマートフォンを使って、ネット上に情報を保存しておいて、必要な時にダウンロードすれば良いのでは?」と思われるかもしれません。
確かに、インターネットとスマートフォンを使えば、たくさんの情報を保存して、いつでも閲覧することが可能です。保存できる容量は、ほぼ無限と言っても過言ではありません。
無限に情報が保存できるため「とりあえず保存しておこう」という情報が増えていきます。でも「とりあえず保存した情報」は、あまり役に立ちません。情報は広く浅く集めても仕方がないのです。
ネット上に情報が保存できるスペースは無限ですが、私たち人間が取り扱える情報には限りがあります。
一方、手帳のスペースは有限ですから、あなたにとって本当に必要な情報を厳選する必要があります。情報を取捨選択すると言うことは「この情報は自分に必要か?」を考えることになります。
この考える作業が、あなたの成長スピードを上げるのに必要なことなのです。
1日は24時間。あなたのやりたいことをすべて実現させることは不可能です。やりたいと思っていることすべて手をつけると、全部が中途半端になり、結局は何も実現できないことになります。
あなたの成長スピードを上げていくためには、やらないことを決めて、今のあなたに必要なことだけを選ぶことが重要なのです。
綴じ手帳はお手軽だが、自分のライフスタイルに合ったものが少ない
手帳には大きく分けて、綴じ手帳とシステム手帳があります。綴じ手帳とは、年末になると文具店や書店でたくさん見かける手帳です。
綴じ手帳では、あなたのライフスタイルに合った情報をすべて記入するのは難しいです。なぜなら、あらかじめフォーマットが決まっているからです。
自分の必要な情報をまとめておく最適なフォーマットは、人それぞれです。それを市販の手帳で代用することは、ほぼ不可能です。
しかも綴じ手帳だと、毎年新しい手帳に、その都度、情報を転記しなければなりません。
市販されているシステム手帳リフィルの限界
システム手帳であれば、自分のライフスタイルに合わせてリフィルを選んでファイリングできます。綴じ手帳のように年度が変わった時に、新しい手帳に情報を転記する手間もありません。
こうやって考えてみると、システム手帳に大きいメリットがありますが、デメリットもあります。
市販されているシステム手帳リフィルはスケジュールリフィルがメインです。自分が取り扱う情報に合ったフォーマットのリフィルを見つけるのが難しいのです。
つまり、綴じ手帳もシステム手帳も、市販されているものでは限界があるのです。
自分のライフスタイルに合った手帳を使いたい
私は、システム手帳のリフィルをExcel(エクセル)を使って、自分で制作しています。
「なぜ、自分で手帳リフィルを自作しようと考えたのか?」と言うと、「自分のライフスタイルに合わせた手帳を使いたい」と思ったからです。
例えば「デザインは良いのだけど、スケジュール欄が朝8時からしか記入できない。私は朝6時に起床するので、朝6時から予定を書きたい。」と言った場合は、その手帳は使えません。
ライフスタイルは人それぞれです。朝起きる時間、仕事の時間、食事の時間、プライベートの時間、就寝の時間など。
またデザインを考えた時にも、メモスペースの量、ToDoリストの数、色の好みも、人それぞれ違います。
スケジュールリフィル以外にも、「目標設定をするためのリフィルが欲しい」「健康を管理するためのリフィルが欲しい」「プロジェクトを管理するためのリフィルが欲しい」と言うことがあるかもしれません。
でも、そういった手帳リフィルは、売っている種類が圧倒的に少ないのが実状です。つまり、自分のライフスタイルにピッタリ合った手帳を探すのは、非常に大変なのです。
しかし、自分で手帳リフィルを作ることができれば「自分の好みと違った手帳を使わなければならない」「自分のライフスタイルに合った手帳リフィルがない」と言うことがなくなります。
自分のライフスタイルに合ったデザインの手帳リフィルを必要なだけ作って、システム手帳のバインダーにファイリングすれば、あなた専用のシステム手帳が完成します。
これはどこにも売っていない、あなたオリジナルの手帳です。このオリジナル手帳が、あなたにとって何事にも代えがたいツールになるのです。
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