嚥下障害のリハビリを開始したが・・・【母の病気13】


テーマ : コラム  介護  

日記形式で書いています。


2月15~17日(急性期入院28~30日)


歩くリハビリの他に、嚥下障害のリハビリが追加されました。舌や首を動かす運動、舌に綿棒を当てるリハビリです。

命の危機を脱し、衰えた機能を戻すためのリハビリが始まりました。

母から、このLINEが届いた時、泣きそうになりました。今までのことを振り返り、母がつらい手術にも耐えて、がんばっているのが分かっていたからです。

嚥下障害のリハビリには、食べ物を使わない基礎訓練(間接訓練)と、食べ物を使った摂食訓練(直接訓練)があります。

まずは、食べ物を使わない訓練です。

先生から電話があり、重度の嚥下障害が残っていて、リハビリを始めているが全然飲み込めていない状態。

病院では、ある程度方向性がつくまで治療は行うが、以降はリハビリ専門の病院に転院してリハビリをしなければならないと話していました。

完全に嚥下機能を戻すのは難しそうで、長期のリハビリが必要との見解でした。

急性期病院に入院して1ヶ月になりました。最初に病院に行った時は、もしかしたら命を落とすかもしれないと言われました。2回目の手術の時は、膿が抗生剤で消えるかどうかというのは運だと言われました。そのような状態の中、抗生物質が効いて、膿は順調に小さくなってきています。しかし、嚥下障害のリハビリを始めたが、全然飲み込みができず、今後どうなるか分からない状態で、不安が増していきました。