重度の嚥下障害と胃ろう【母の病気21】
テーマ : コラム 介護
日記形式で書いています。
3月15日(急性期入院57日)
夕食後に先生から電話がありました。
胃ろうをした方が良いという話がありました。現在、鼻から管で栄養を入れているのですが、長い間それをやっていると、食道が傷ついてしまったり、リハビリの妨げになったりするようなのです。
弟と相談して、胃ろう手術をするようにお願いをしました。
あと、昨日飲み込みの検査をしたが、飲み込みの力はほとんど改善しておらず、重度の嚥下障害という診断でした。
改善までに少なくとも3ヶ月はかかると言っていたのですが、どこまで改善するのかは、先生も分からないと話していました。
入院している病院では、嚥下障害の改善手術をできることもできるが、現在の状態では難しく、リハビリをして、ある程度機能が改善したことで、改めて外来受診をして手術をしてもらうことはできるようです。
先生からは、とにかく今後は肺炎を起こさないように、リハビリを続けていくことが大切と言っていました。
母には動画を撮って説明しました。
母は心配性なので、胃ろう手術は難しくないということ、胃ろうは一時的なもので、口から食べられるようになれば、すぐに外すことができることを、分かりやすく伝えました。
・胃ろうの手術は難しくない
・胃ろうでしっかりと栄養を取りながら、飲み込みのリハビリを行う
・飲み込みの力がついてきたら、口から食べる量を増やして、胃ろうの栄養補給を減らしていく
・胃ろうはすぐに外すことができる
・胃ろうでしっかりと栄養を取りながら、飲み込みのリハビリを行う
・飲み込みの力がついてきたら、口から食べる量を増やして、胃ろうの栄養補給を減らしていく
・胃ろうはすぐに外すことができる
今回の入院で気をつけたことは、手術やリハビリについて、母がきちんと納得した上でやってもらうように、事前に分かりやすく説明することを心がけました。
最初、胃ろうは延命治療という印象が強かったのですが、色々と調べていくと、そうではないことが分かりました。先生の話を聞いて、家族で納得した上でお願いしました。母には私から説明して、納得してもらいました。