過度の期待をせず、対話しながら一緒に歩む【母の病気87】
テーマ : コラム 介護
日記形式で書いています。
7月30日(在宅介護34日・入院してから194日)
今日は1日中、痰の吸引が多かったです。特に昼食後の13時頃は4回吸引しました。
痰の量自体は多くないのですが、咳き込むと痰がすぐに上がってきてしまいます。
食事は出されたものを毎食完食しており、体重は44.5kgになりました。
順調に体重も増えています。退院当初は43kg前半だったので、約1kg体重が増えていることになります。
退院直後は、食欲もなく、体重が減少傾向だったので、とても心配していましたが、徐々に食べられるようになり、体重も上昇に転じました。
母が食べられるような食事を、弟が試行錯誤を繰り返しながら作ってくれたおかげです。
家族としては、「早く良くなって欲しい」という気持ちが強ければ強いほど、相手に無理をさせてしまいます。
それが相手にプレッシャーを与えてしまいます。相手は、家族の思いに応えることができず、それがストレスになってしまいます。
私たち家族の場合は、母が病気になって、自宅で介護しています。
母に過度の期待をしてしまうと、母がプレッシャーに押しつぶされてしまいます。
そうではなく、「母の状態はどうなのか?」「母はどうしたいと考えているのか?」「母はどのくらいのスピードで良くなってきているのか?」など、母と丁寧に対話しながら、決して押し付けることなく、決してあせることなく、母の意志を尊重しながら、一緒に歩むことが大切であると実感しています。