ダイエットで体重が減っても、すぐにコレステロール値は下がらない
テーマ : コラム ダイエット
この記事のポイント
40歳を過ぎたあたりから、コレステロール値が上がっていきました。かかりつけの病院で、「生活習慣に気をつけましょう」と言われ、食事に気をつけたり、運動をしました。当初は、「体重が減れば、すぐにコレステロール値も下がるだろう」と思っていましたが、体重が減っても、なかなかコレステロール値は下がりませんでした。
1年間ダイエットを続けてコレステロール値が正常になりました
数年前からコレステロール値が高くなり、健康診断の時に「要治療」と診断されていました。
かかりつけの病院では、「まずは生活習慣を改めることから始めましょう」との診断。具体的には、食事制限と運動です。
そこで、ダイエットをすることになったのですが、ダイエットをする前は、「体重が減れば、すぐにコレステロール値も下がるだろう」と思っていましたが、それは間違っていました。
ダイエットを始めて6ヶ月で約6kg体重が減少して、それ以降、1kg程度の増減はありますが、リバウンドせず体重を維持しています。
しかし、体重が減ってもコレステロール値は下がらず、ダイエットを始めた1年後の献血で、ようやくコレステロール値が正常値になりました。
献血の検査結果に記載されている、コレステロール値の正常範囲は140~259mg/dLで、私は正常範囲なのですが、一般社団法人日本健康倶楽部によると、総コレステロール値について下記のように定めています。
適正域:220mg/dL未満
境界域:220~239mg/dL
高コレステロール血症:240mg/dL以上
総コレステロールは適正域の220mg/dL未満が好ましいとしています。
ダイエットを始めたのは5月6日で体重は72.95kg。その月の5月28日に献血を受けています。その時のコレステロール値は220mg/dLでした。上記によると境界域です。
ダイエットを始めた6ヶ月後の11月26日に献血を受けました。この時の体重は67.80kgでコレステロール値は246mg/dLと上昇。体重は約5kg減っているにも関わらず、コレステロール値は逆に上昇してしまっています。しかも高コレステロール血症の数値です。
翌年の6月2日に献血をし、その時の体重は67.00kg。コレステロール値は208mg/dLとなりました。体重は1年前に始めたダイエットから約6kg減少していて、リバウンドせず低い状態で体重が推移しています。
ダイエットを始めて1年。ようやくコレステロール値が適正域になりました。
献血で定期的に血液の状態を把握する
コレステロール値は血液検査で分かります。サラリーマンであれば毎年受診する健康診断で血液検査をすると思います。
ただ、1年に1回だと期間が長過ぎるので、私は献血を活用してコレステロール値を把握するようにしています。
献血では希望者に血液検査の結果を教えてくれます。
定期的に献血をすることで、自分の血液状態を把握することもできますし、社会貢献にもなりますので、一石二鳥です。
健康診断の数値は過去の結果と併せて確認する
健康診断の結果は、その時点での数値が範囲内かどうかで判断するのではなく、過去の結果と比較して、その数値の傾向を見るようにします。
例えば、総コレステロール値であれば、今年の結果が200mg/dLであったとします。200mg/dLは正常値ではありますが、昨年、一昨年の結果がどうだったかを確認します。
一昨年:220mg/dL
昨年:210mg/dL
今年:200mg/dL
昨年:210mg/dL
今年:200mg/dL
上記であれば、総コレステロール値は徐々に下がってきているので良い傾向になっています。
一昨年:180mg/dL
昨年:190mg/dL
今年:200mg/dL
昨年:190mg/dL
今年:200mg/dL
一方、こちらの場合は、総コレステロール値が徐々に上がってきています。今年は、正常値ですが、来年以降の数値には注意が必要です。
このように、過去の数値を見ながら、どのような傾向になっているかを確認します。
自分の健康は自分で守る
私は50代前半ですが、40歳を過ぎた頃から、体に不調が現れるようになりました。
健康診断の結果が悪くなったり、疲れやすくなってきていました。
2013年に父が亡くなり、私が家族を支える立場になりました。
その私が病気をして仕事ができなくなったら、誰が家族を養っていくのか?
いつどんな病気になってしまうかは分かりませんが、できるだけ病気になるリスクは減らしておきたいと考えています。
そのためには、定期的な検診が必要だと感じています。
行動へのステップ
1.40歳を過ぎたら健康診断の結果に注意する