目標達成までの期限に融通が利く場合の考え方。期限の変更を恐れない。
目標設定後の行動結果は3つ
何か目標を見つけて、目標設定した後の行動結果は下記の3つになります。1.期限通り(もしくは期限前)に目標達成
2.期限は過ぎてしまったが目標達成
3.目標達成できず途中であきらめた
「今まで立てた目標を、全て計画通りに達成させることができた」と言う人は、少ないと思います。
「設定した期限は過ぎてしまったが目標達成した」もしくは、「途中で目標達成をあきらめてしまった」という方が、多いのではないでしょうか?
せっかく目標を達成したいと思って行動してきたのですから、最低限、期限は過ぎても目標達成したいものです。
目標達成までの期限に融通が利く場合の考え方
目標を達成させるために大切なことは、日々行動を続け、たとえ期限が過ぎてしまっても、あきらめず、目標達成に近づけるような努力を続けていくことだと思います。もちろん、期限通りに目標達成できることが一番良いのは分かっています。また、目標達成までの期限をずらせない場合もあります。
しかし、そこまで厳密に目標期限を設定していない場合、「目標達成できず、途中であきらめてしまうことの方が多い」という現状を考えてみると、「期限通りに達成できないかもしれないが、諦めずに最後まで続けて、最終的には目標を達成する!」ことを考えておいた方が良いと思うのです。
目標達成までの期限を変更することを恐れない
「目標達成までの期限に間に合うように行動していくが、最初に立てた期限に縛られることなく、柔軟に期限変更していくことを恐れない。」そのために、定期的な振り返りは欠かせません。
なぜなら、定期的に進捗をチェックしていないと、自分が目標達成までどのくらいの位置にいるか分からないからです。
目標達成までの位置が分からなければ、どのくらい期限を変更すれば良いかも分かりません。
1週間、1ヶ月単位で、計画通りに進んでいるのか、遅れているのかを振り返り、期限の調整を行っていきます。
期限が遅れて達成された目標は全部無駄なのか?
例えば、「オリンピックに出て金メダルを取りたい!」と目標設定したとします。そのオリンピックは、今から4年後。しかし、4年後のオリンピックではメダルを取ることができず、さらに4年後のオリンピックで金メダルを取ることができました。
一番最初に立てた目標は、今から4年後のオリンピックで金メダルを取ることでした。しかし結果は、今から8年後のオリンピック。
今から4年後のオリンピックで金メダルが取れなかったことは、全部無駄だったのでしょうか?
それは違います。
確かに4年後のオリンピックでは金メダルが取れなかったかもしれませんが、そこで諦めることなく、続けることで8年後に金メダルを取ることができました。
素晴らしいことではないでしょうか?
「自分が目標を設定した時に、期限通りに目標達成できなくても、気持ちを切り替え、改めて期限を設定し直して、目標達成に向けて努力を続けることができるか?」と言うことです。
決して、これは甘えではありません。
「とにかく目標達成に向けて努力する。そして、必ず目標達成させる!」
ここに気持ちを集中させていくのです。