イギリスのEU離脱で私たちがやるべきこと。自分でコントロールできることに注力する。
ほとんどの人が予想していなかったことが起きた
先日、イギリスのEU離脱が国民投票によって決まりました。ニュース等で事前にイギリスがEU離脱することを話していたコメンテーターや評論家はいませんでした。誰もが予想していなかったことが現実となりました。
EU離脱が決まった時、日本の株価はリーマン・ショック以上の下落、日本円は一時7円以上の円高になり、金融市場は大混乱に陥りました。
私たちは何をするべきなのか?
ここで私たちは何をしなければならないのでしょうか?それは、闇雲に不安になるのではなく、今までと同じように目の前のことを一つ一つ着実にこなしていくことです。
一番怖いのは、不安に駆られ、思考が停止してしまうことです。
自分自身で「コントロールできること」と「コントロールできないこと」をきちんと見極め、自分自身で「コントロールできること」に注力するべきです。
環境に左右されず自分で稼ぐ能力を身につける
イギリスのEU離脱によって、世界経済が混乱するかもしれません。それによって私たちの生活も変化するかもしれません。ニュースを観ても、イギリスのEU離脱によって「経済が悪くなる」という情報ばかりで、「経済が良くなる」という情報は全くと言ってよいほど出ていません。
不安になって「どうしよう。どうしよう」となるよりは、仮に悪い方向に環境が変化した時でも、「今までと同じような生活を維持していくためには、どうすれば良いのか?」を考えていたほうが生産的です。
要するに、周りの環境によって収入が上下するのではなく、例え環境が変化しても安定的に収入を得られるようにするための方法を考えていくのです。
企業でも副業規定が緩和されてきています。企業側も「給与だけだと、社員の生活が守れなくなるかもしれない」と言うことを自覚してきているのです。
もしあなたがサラリーマンであるならば、会社からの給料の他にも収入源を増やしていくのです。
消費税が10%になっても、今までと同じ水準の生活をするには?
例えば、年間の収入が400万円だとします。今の収入のままで消費税が10%になった場合、年間約74,000円の負担増になります。つまり、今と同じ生活をするためには、年間約74,000円の収入を増やさなければなりません。月で換算すると約6,000円です。
将来的に消費税が10%になっても、今より月額約6,000円収入を増やすことができれば、今までと同じ生活ができるようになります。
「消費税が10%になったら、今までの生活が送れなくなってしまう。どうしよう?」と悩むよりも、「今より、月6,000円多く稼げるようになれば、消費税が10%になっても、今と同じ生活ができる。そのためには、何をやっていけば良いのか?」
このように考えていくことが、自分自身で「コントロールできること」に注力することだと感じています。