何でも仕事を引き受けてしまう人は要注意

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いつ誰がその仕事をしなければならないのか?

仕事を効率的に行うには、どの仕事をどの順番にやっていくかが、とても大切になります。全ての仕事には、優先度が存在します。まず、仕事内容を書き出して、優先度を確認します。

1.いつその仕事をしなければならないのか?

・今日しなければならない仕事なのか?
・明日やっても大丈夫なのか?

2.誰がやらなければならない仕事なのか?

・自分がやらなければならない仕事なのか?
・他の人に頼んでも大丈夫な仕事なのか?

これを考えることで、仕事の優先度が分かります。

例えば、AとBの2つの仕事があるとします。

 A:明日完了すれば良い仕事
 B:今日完了しなければならない仕事

Aの仕事を先にやってしまうと、今日完了しなければならないBの仕事が後回しになり、Aの仕事を完了した後にBの仕事をすることになって、時間が足りなくなり、間に合わなくなってしまったり、残業をしなければなりません。

この場合は、Bの仕事を先にやって、完了したらAの仕事をするほうが良いわけです。

実は、これが重要なポイントになります。

何でも仕事を引き受けてしまう人は要注意

仕事を何でも引き受けてしまって、その結果、時間がなくなってしまうという人は要注意です。仕事を効率良く行うには、自分のやるべきことに集中することが大前提です。

仕事が発生したら、「この仕事は本当に自分がやらないといけない仕事なのか?」を考えて下さい。もし、他の人でもできる仕事ならば、思い切って他の人にやってもらいましょう。

そうすることで、自分のやるべき仕事に集中できます。

それでも無理に依頼してくる場合は、今の状況をきちんと話す

しかし場合によっては、無理に仕事を依頼される場合もあると思います。

その場合は、今やっている仕事の状況を話して、新しい仕事を依頼されると、今やっている仕事の期限に遅れてしまうことを説明しましょう。

もし、「それを承知で、どうしてもその仕事をやって欲しい」と言われた場合は、今やっている仕事が完了してから着手すること、どのくらいで完了できるのかを話しましょう。

それでも大丈夫なのであれば、その仕事を引き受けることにしましょう。

かなりドライな感じもしますが、きちんと自分の置かれている状況を話せば理解してもらえると思います。

何でもかんでも仕事を引き受けて、どれも中途半端になってしまうよりは良いです。

常日頃から仕事の進捗状況を把握しておく

仕事は自分の予定通りに進むとは限りません。突発的な仕事の依頼にも対応できるように、自分のやるべき仕事の進捗状況を常に把握しておきましょう。

仕事の進捗状況が把握できていれば、新しく依頼された仕事を「引き受けても大丈夫なのか?」「断ったほうが良いのか?」を瞬時に判断することができます。